2022年7月に発足した真宗大谷派東北教区。その東北教区において教化テーマを決めるため広く教区内外に呼びかけてテーマの公募が行われました。
そこで正法寺にある同朋の集い「どうぼう倶楽部」で語られていた話をヒントにして、住職が「共に悩み 共に泣き 共に笑い 共に考える そして「一人」を生き抜く」という言葉にまとめ応募したところ、なんと見事その言葉が東北教区の教化テーマに選ばれました。
5月に東北教区教務所(仙台)で表彰式があり、そこにどうぼう倶楽部を代表して門徒さんにも出席いただきました。
「住職はなぜ親鸞ファンになったのですか?」、「(夫を亡くして)私悲しいのに、正信偈に『喜・慶・歓』と出てくるのは何故ですか?」など、お茶のみをしながら出てくる素朴な疑問や心境の吐露、その中に大切なことがあるように思え、みんなで考えて表現した言葉でした。
「共に生きる」とはどういうことか?本当に共に悩む身となりうるのか?「共に」と言いながらも「私」を優先してしまう自分の姿・・・。そんな問題も背景にあります。
深く問い考えさせられる言葉が生まれました。ぜひ一緒に言葉をたずねていきましょう。
※ 東北教区の詳細については下記のページをご覧ください
※ 「どうぼう倶楽部」では、写経や念珠づくり、短くなったロウソクを溶かしてキャンドルを作るなどしてお年寄りから小さな子供まで幅広い世代の人が集い、遊びながら親鸞聖人の教えの言葉に触れる時間を作っています。どなたでも気軽にご参加いただけますので、どうぞおいでください。
東北教区の広報誌『とうほく照(テラス)』に掲載された記特集事。表彰式の様子も載ってます。
東北教区から頂いた表彰状
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